HOMEスキーがもっと楽しくなる > パラレルターンとは

パラレルターンとは

最高のパラレルターンを行うためには、まず、パラレルターンの正体と自分自身のことをきちんと知っておくことが大切だ。 スキーを平行にした状態でするターン運動や回転技術などの総称をパラレルターンという。 早く滑るために行われる競技スキーの効率がいいターンと、さまざまな状況に対応するための一般スキーにおける効率がいいターンは、目的こそ異なるものの必要となる基本的な運動にはさほどの違いはない。 パラレルターンはスキーヤーの力だけではいいものにはならない。状況に合わせたスキーヤーの力と、スキーヤーに影響を与える外の力のバランスによって成立するのだ。 パラレルターンは様々な状況に対応できる仕組みを備えている優れた技術だ。しかしながら、日本国内ではさまざまなパラレルターンの使い分けや効率がいいパラレルターンがきちんとできるスキーヤーが少ないのが現状だ。

日欧の違い

平均的にみた場合、速く移動し、ひと滑りで長い距離を動き、長いサイクルで同じ運動を繰り返す欧米のスキーヤー比べて、日本人は短い距離ですぐに息切れして止まってしまう。 スキー場の状況が原因だともいわれているが、スキーを教える側の技術観ややり方、習う側の発想など精神的な部分に原因がある可能性もある。その場合、こういった問題は速やかに解決することも可能だろう。

ページTOPへ