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救急法について

救急法は自らを災害や病気、怪我から守り、正しい救命を怪我人や急病人に行い、医師に引き継ぐまで応急的な手当てを施すことである。 心停止や大出血を起こしている患者がいた場合、発見者がすぐに処置を行わないと命にかかわる。一人の患者に複数の傷病が生じている場合や、患者が一人ではない場合などは緊急性の高い者、危険度の高い箇所から優先して処置していく。 手当をする場合はまず、患者の様子をよく見て話を聞き直接触れて、意識や脈拍、傷の場所や状態を確認しよう。 患者は仰向けに寝せることが基本だが、意識がある場合は状況に応じて苦痛が少なく安全な姿勢を保たせるようにする。意識がない場合は窒息が怖いので、気道を確保するために仰向けで下顎を前に突き出すといい。呼吸を自分で行えているときは、横向きや斜め横向きにしてのどに舌が落ち込むのを防ぐ。

患者の扱い方について

患者を元気づけるためには、救助者が患者を驚かせるような行為をしないことが大切だ。また、傷などを患者本人に見せないことも必要である。 救急処置だけでなく誰がいつ、何処でどうしたのかという情報を簡潔に救急車などに伝える必要があるが、救助者のみで全てを行えない場合は周囲の人間に協力を求めよう。 患者の氏名や症状などの情報を記録して医師に渡すのも忘れてはならない。

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