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歩くスキーのパトロール

歩くスキーは緩い斜面や平地で行われるためどちらかと言えば安全なスポーツと言える。ただし、遭難してしまうなどの生死にかかわる事態が発生することは冬に行うアウトドアスポーツである以上は避けられない。 日本ではまだ歩くスキーツアー人口が少ない物の、3kmなどの初心者用のコースを用意する国際大会が多く開催され、参加者も少しずつ増えている。しかしそれに伴って、傷害の発生も目につくようになってきている。 当然ながらスカンジナビア諸国やアメリカなど歩くスキーが盛んなところでは、標識などが整備され資格を持った人間によるパトロールも行われいる。一方、日本では専門的な技術を持っているとは言えない自衛隊やピステのパトロールなどが安全対策を担っている。また、スキー場などに用意されている歩くスキーのコースも、パトロール体制や避難のための小屋などが整備されていないのが現状だ。

歩くスキーをパトロールする上で必要な知識

歩くスキーの活動は山岳に及ぶ場合があるため、山岳遭難対策の専門的な技術などを習得しておく必要がある。また、原野の様な平坦のコースであっても、山岳救助と同じような冬山の気象に関する知識など、冬にサバイバルを行えるような知識と技術を求められる。 大会等では、まだ未熟な参加者が多いことから、傷害を防止するために用具の使い方や技術の指導をしていくことも大切だ。

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