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パトロールスキー技術(スノーボード)

スノーボードなどで運搬を行うときはやむを得ない場合を除き、複数の人員で行うのが原則だ。 後方操者の役割は荷重を受け止め、引き留めることだ。スキーの先端とスノーボードは2メートル程度の間隔をあけるのが理想的で、短すぎると接触の危険が、長すぎると操作に力が必要になり思い通りの方向に軌道を動かすのが難しくなる。また、牽引ロープにはコブや輪を作っておき手が滑らないように注意を払おう。 前方操者の役目は安全な道への誘導だ。自由な方向へ導けるように、スノーボードのとの距離をある程度開き、緊急の事態が発生した場合に制限なく動くために、ロープを身体に縛り付けるなどの行為は控えたほうがいい。ロープは引く場合には使えるが押す場合には役に立たないので、登りと平地ではかなりの労力を要するようになる。目的地にスムーズに向かうためにもコースの選択は重要だ。

一人で運搬する場合

一人で運搬するときは、まず最初に絶対安全にそれが出来るかどうかを確認することが必要だ。決して無理をしてはいけない。 後方1人操法には緩い斜面や急斜面など状況に合わせた運搬方法がある。 緩い斜面ではサイド・スライド搬送を行う。二本のロープをスノーボードに取り付け、リしっかり握った上で、身体にロープを引き付ける様にしてサイド・スライドしながら移動する。

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