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パトロール活動について

スキーパトロールはスキー傷害を防止するための専門家だ。しかし、いろいろな要因が合わさって発生する事故をスキーパトロールの能力だけで対処するのは不可能であり、関係者と安全に対する意識を共有し、しっかりと連携していくことが大切だ。 パトロール活動は事故を防ぐことを目的としているが、スキー場ごとの地形や開発状況、気象状況などの要因によりそのやり方が異なって来る。常駐のパトロールはそうした状況を総合的に判断して安全を確保していかなければならない。 また、パトロールの地位や権限を明確にしておくことも、安全を守る上で大切だ。例えば、悪天候によりパトロールがリフトの運行を危険と判断して停止させようとしても、パトロールにその権限がなければリフトを停止させることが出来ない。これでは危険を察知したことも無意味であり、パトロールがいないことと同じである。

現場で行うこと

もしも事故が起きてしまった場合、その後の事故を予防するためにもちゃんとした記録を作ることもスキーパトロールの重要な仕事である。 カメラをで現場の状況を救助の様子も含めて撮影、事故に関わりのありそうなものを計測したり、飲酒しているかどうかなどを記録しておく。関係した人間の住所などの聞き取りを行い、裁判になった場合などを考慮して警察にも通報しておこう。

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