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救急措置について(高山病・凍傷)

高山病は気圧が低く酸素が薄い高所に登ったときに現れることのある、呼吸困難や心臓の苦しさ、意識の低下などの症状の総称である。標高が2000mを超えるようになると発生するとされ、欧米にあるような標高3000m以上のスキー場では十分な注意が必要だ。また、呼吸器や心臓が弱い人は2000mより低い場所でも発症する場合がるので、日本の国内にあるような標高が2000m以下のスキー場でも注意を払っておこう。 息苦しさなどの症状が出てから放置しておくと、意識の低下などへと進み重症化するのでなるべく早く下山させることが大切である。状況によっては酸素の吸入を行うので標高が高いスキー場ならば山頂のステーションに酸素ボンベを置いておくといいだろう。 ゴンドラなどで登るときは、中間駅で高さに身体を馴らしてから山頂に行けば予防することが出来る。

凍傷について

凍傷は冷たい空気に長い時間さらされ続けたときに発生する。細胞が凍らない気温は-5℃とされており、気温がこれ以下になっているときは凍傷にかかる可能性がある。また、風によっても表面が冷やされるので注意する。 凍傷にかかった場合はなるべく早く温めることが必要だ。38℃から40℃程度のお湯で温めつづけ、皮膚の色が元に戻らないようなら、温めながら病院に向かう。

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