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教えること、学ぶこと

公認スキー学校では技術だけではなくマナーについてもきちんと指導している。コントロールが出来ず事故につながらないよう、安全を得るために必要なコントロール技術をまず覚えさせ、そこから難しい技術を学んでいくシステムが出来ているので、スキーを覚えるならやはりスキー学校に入るのが一番いい。 逆にスキーを教える立場の人間は技術を向上させることだけでなく、マナーを覚えさせることもきちんと意識しよう。SAJ安全対策部のデータ分析によれば、スキーによる怪我の原因は常識的なマナーなどを守らなかった不注意が多いからだ。技術を伝えると同時に、守らなければならないルールをしっかりと教え込めば、自然と事故を減らすことが出来るだろう。また、混雑しているゲレンデで教えることが難しい横すべりなどの技術もきちんと教えることが怪我を減らすことにつながるだろう。

転び方について

前提として人間が転ぶときに100%安全な方法は無いということを覚えておこう。その上で、柔道の受け身のようになるべく安全に転べる方法を覚えておくことが大切だ。 スキーでは膝をつくような転び方は捻挫や骨折になりやすいのでしないようにしよう。尻もちをついても止まらないため危険だ。 腰をスキーの中心から外して、両手を軽く斜め後ろに上げ、上向きに転ぶのが安全だ。

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