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スキーによる事故

スキー事故の原因はスキーヤー本人にある場合が多い。従って、スキー事故を減らす為には一人ひとりが安全を意識し理解していかなければならない。

事故の要因は三つ。環境と用具・服装とスキーヤーだ。環境は急斜面やアイスバーンといった斜面の状態、吹雪などの天候の他、混雑しているなど人的環境のことだ。

用具・服装は長すぎるスキーやストックの使用、バインディングの調整不良や、必要な手袋やゴーグルなどが用意されていないなどの状況を指す。

スキーヤーは不安を感じていたり興奮しているなどの心の状態、十分な知識や技術を持たず無茶な事をする態度などを指す。

これらの要因が重なれば重なるほど、事故の起こる確率が上がっていくと言える。事故を防ぐためには、過去に起こったことからその原因と結果をきちんと学び予測能力を身につけておくことが非常に大切だと言える。

ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則とは1つの重傷事故の陰に29個の軽傷事故があり、さらにその陰に300個もの怪我にはならなかった事故があるというものだ。これをスキーに照らし合わせてもやはり、危険な事を繰り返し行えば怪我をしない方が珍しいと言えるだろう。

事故とは運が悪かったり不可抗力で起こるものではなく、起こるべくして起こるのだという認識を持っておくことが大切だ。

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