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心がけるべきルール

人間社会で生活していく上でルールが必要なのと同様に、スキーを楽しむためにもルールを守る必要がある。
ただこれは、法律などで決められたものではなく、自然に生まれたマナーともいえるものだ。このマナーが欠如したことにより事故につながるケースもあるため、パトロールや指導者がきちんとルールを教えることによって事故は減っていくだろう。
全日本スキー連盟がスキーヤーの安全のために制定したSAJ安全十則には準備運動を行うことや、無理なスピードが事故につながること、過剰な自信が怪我の原因になることなど、事故が起こる原因と安全を高めるために必要な事がわかりやすくまとめられている。また、1969年にピステのルールというものがF.I.S.(国際スキー連盟)から発表され、他のスキーヤーへの気配りを怠らず、無謀な滑りをやめるよう呼び掛けている。

全国スキー安全対策協議会の安全基準

全国スキー安全対策協議会では、流れ止めをスキー等にきちんと取り付けたり、他人や自分を危険な目に会わせる行動をしないことや、スキー場にある標識や掲示などの指示を遵守すること、また、コースに入るときや止まるときに上から滑って来る人を優先すること、雪上車やパトロールが通る時は道をあけることといった安全基準を作成して、スキーヤー達に注意を促している。

その他のルール

上記でご紹介したルール以外にも、様々なルールがある。例えば、複数人で滑る時は縦に並ぶ、止まっている人ではなく、滑っている人が優先されるなどが挙げられる。スキー場でたまにコース外を滑っている人がいるが、あれも当然ルール違反だ。スキー場が定めた場所で楽しく滑ろう。周りがルール違反をしているからといって自分もそれに流されることがないように注意しよう。一番大事なのは、自分がスキーを滑っている時にやられたら嫌だと思うことはしないことだ。

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